人物を知ろう
松尾芭蕉って、どんな人?
松尾芭蕉は、各地を旅しながら句を作り、俳諧を深い文学へ高めた江戸時代の俳人です。旅の文章と句を組み合わせた『おくのほそ道』を残しました。
- 生没年
- 1644年〜1694年
- 時代
- 江戸時代前期
- 立場
- 俳諧師
- ゆかりの地
- 伊賀(現在の三重県)、江戸、みちのく
ここから知ろう
むずかしい言葉を先に説明
- 俳諧
- 何人かで句をつないだり、短い句を作ったりして楽しむ文芸です。俳句のもとになりました。
- 紀行文
- 旅で見た景色や起きたこと、感じたことなどを書いた文章です。
- みちのく
- 昔の陸奥国を指す呼び名で、今の東北地方の多くの地域にあたります。
松尾芭蕉をもう少し詳しく
伊賀に生まれ、江戸で俳諧の道に進みました。各地を旅しながら句を作り、言葉遊びだった俳諧を、自然や人生を深く見つめる文学へと変えました。その作風は蕉風と呼ばれ、多くの弟子に受け継がれました。
カードの異名・効果名を歴史から読み解く
カードに登場する言葉が、史実や伝承の何を表しているのかを解説します。
おくのほそ道
みちのくをめぐる旅の記録
江戸から東北・北陸をめぐった約5か月の旅をまとめた紀行文です。名所で詠んだ句と文章が組み合わさり、旅と文学が一体になった作品です。
この解説が使われているカード
蕉風俳諧・不易流行
変わらぬものと移るもの
不易流行は、時代が変わっても変わらない本質と、移り変わる新しさの両方を大切にする考えです。芭蕉の俳諧を支えた中心の思想です。
この解説が使われているカード
虚栗調
作風が変わっていく過程
『虚栗』という句集に見られる、漢詩の言葉を取り入れた時期の作風です。芭蕉は作風を変え続け、やがて蕉風にたどり着きました。
この解説が使われているカード
野ざらし紀行・俳聖
旅に出ることが作品になる
『野ざらし紀行』は芭蕉の最初の大きな旅の記録です。旅そのものを作品にする方法をここで確立し、後に俳聖と呼ばれる評価につながりました。
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参考資料
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