人物を知ろう
濃姫って、どんな人?
濃姫は、美濃の斎藤道三の娘として生まれ、尾張の織田信長のもとへ嫁いだ人物です。その後の暮らしを伝える記録は多くありません。
- 生没年
- 1535年〜1612年
- 時代
- 戦国時代
- 立場
- 斎藤道三の娘・織田信長の妻とされる人物
- ゆかりの地
- 美濃・尾張(現在の岐阜県南部・愛知県西部)
ここから知ろう
むずかしい言葉を先に説明
- 美濃
- 今の岐阜県の南部。濃姫が生まれた土地です。
- 尾張
- 今の愛知県の西がわ。嫁ぎ先の織田家があった土地です。
- 政略結婚
- 家どうしの結びつきを強めるために行う結婚です。
濃姫をもう少し詳しく
濃姫は美濃の斎藤道三の娘で、1549年ごろに尾張の織田信長と結婚しました。この結婚は、争っていた斎藤家と織田家が同盟を結ぶきっかけになったとされます。しかし、結婚後の濃姫について同時代の記録は少なく、本名・子ども・亡くなった年にも説があります。分からない部分を物語で埋めないことが大切な人物です。
カードの異名・効果名を歴史から読み解く
カードに登場する言葉が、史実や伝承の何を表しているのかを解説します。
濃尾同盟
なぜ信長と結婚したの?
諸説あり
当時、美濃の斎藤家と尾張の織田家は争っていました。道三の娘と信長の結婚は、二つの家が戦いをやめ、関係を結ぶための政治的な意味を持ちました。「濃尾同盟」は美濃と尾張を結んだ関係を表す言葉です。ただし濃姫自身の実名や生涯には、史料の上で分からない点が残ります。
この解説が使われているカード
父の短刀
道三は本当に短刀を渡したの?
伝承・物語
道三が濃姫へ短刀を渡し、「信長が本当に愚かなら刺せ」と命じたという話があります。濃姫が「父を刺す刀になるかもしれない」と答えたともされますが、後世の物語で、同時代の史料では確認できません。
この解説が使われているカード
蝮の娘・蝮の口より産まるる
「蝮の娘」は本当の異名?
伝承・物語
父・道三が「美濃の蝮」と呼ばれる人物像から作られたカードの表現です。毒を持つ蝮にたとえ、濃姫にも危険な人物像を重ねていますが、濃姫自身が当時そう呼ばれたと確認できる異名ではありません。
秘めたる毒・信長は真のうつけか?
濃姫は信長を見定めたの?
伝承・物語
「うつけ」は、愚か者や常識外れの人を指す言葉です。若い信長の評判と濃姫を結ぶ物語は有名ですが、濃姫が信長をどう評価したかは記録に残っていません。「秘めたる毒」も、史料ではなくカードが作った人物像です。
この解説が使われているカード
参考資料
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