人物を知ろう
北里柴三郎って、どんな人?
北里柴三郎は、病気を起こす細菌を調べ、感染症の治療につながる研究を進めた学者です。破傷風の治療法をつくり、日本の医学研究の土台を築きました。
- 生没年
- 1853年〜1931年
- 時代
- 明治時代〜昭和時代初期
- 立場
- 医師・微生物学者
- ゆかりの地
- 熊本県小国、東京、ドイツ
ここから知ろう
むずかしい言葉を先に説明
- 破傷風菌
- 傷口から体に入り、筋肉を強くけいれんさせる破傷風という病気を起こす細菌です。
- 血清療法
- 病気の毒に対抗する力を持つ血液の成分を使い、病気を治そうとする方法です。
- コッホ
- 北里がドイツで学んだ、細菌の研究で知られる医学者です。
北里柴三郎をもう少し詳しく
ドイツでコッホに学び、酸素があると育たない破傷風菌を純粋培養することに成功しました。さらに毒素に対抗する物質を利用する血清療法を確立し、帰国後は伝染病研究所を率いて日本の感染症研究を築きました。
カードの異名・効果名を歴史から読み解く
カードに登場する言葉が、史実や伝承の何を表しているのかを解説します。
破傷風菌の純粋培養
育てられない菌を育てる
破傷風菌は酸素があると育ちません。北里は酸素を除いた環境をつくって単独で培養することに成功し、研究の道を開きました。
この解説が使われているカード
血清療法・近代日本医学の父
血液の力で病気を治す
毒素に対抗する物質を含む血液の成分を患者に与える治療法です。破傷風やジフテリアの治療に道をつけ、多くの命を救いました。
この解説が使われているカード
ペスト菌の発見・感染症学の巨星
香港でのペスト調査
諸説あり
1894年、流行地の香港でペストの原因となる菌を確認しました。同じ時期にフランスのイェルサンも発見しており、どちらを発見者とするかは研究者の間でも議論があります。
この解説が使われているカード
伝染病研究所
研究の拠点をつくる
帰国後に設立された感染症研究の拠点です。多くの研究者を育て、日本の医学研究と公衆衛生の基礎になりました。
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参考資料
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