人物を知ろう
前田利家って、どんな人?
前田利家は、織田信長に仕えて槍の腕前で名を上げ、のちに加賀へ大きな領地を築いた武将です。豊臣秀吉とは若いころからの友人でした。
- 生没年
- 1538年〜1599年
- 時代
- 戦国時代
- 立場
- 武将・大名
- ゆかりの地
- 尾張・加賀(現在の愛知県西部・石川県)
ここから知ろう
むずかしい言葉を先に説明
- 尾張
- 今の愛知県の西がわ。利家が生まれた土地です。
- 加賀
- 今の石川県の南部。利家が治めた豊かな土地です。
- 五大老
- 秀吉が幼い跡取りを支えるために選んだ、五人の有力な大名です。
前田利家をもう少し詳しく
利家は若いころから織田信長に仕え、戦場で働きました。1581年に能登一国を任されて大名となり、のちに金沢城へ入ります。豊臣政権では五大老の一人となり、前田家が加賀・能登・越中を治める土台を築きました。「加賀百万石」が完成するのは利家一人の時代ではなく、子の利長たちへ続く前田家の歩みです。
カードの異名・効果名を歴史から読み解く
カードに登場する言葉が、史実や伝承の何を表しているのかを解説します。
加賀百万石
利家の時代から百万石だったの?
「石」は土地から取れる米の量を表す単位で、百万石はとても大きな領地という意味です。利家が能登や加賀に築いた土台を、子の利長たちが広げ、加賀藩は百万石をこえる大藩になりました。利家だけで一度に百万石を完成させた、という意味ではありません。
赤母衣の傾奇者
「赤母衣」と「傾奇者」って何?
母衣は、戦場で背中につけた大きな布の道具です。信長の赤母衣衆は、使者などを務める選ばれた家臣でした。傾奇者は、変わった服装や行動で目立つ若者のことです。このカード名は、利家の若いころの二つのイメージを組み合わせています。
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槍と算盤
なぜ槍と算盤が並ぶの?
槍は戦場での働き、算盤は領地のお金や米を管理する力を表すたとえです。若いころ槍で名を上げた利家が、のちに大きな領地を治める大名になった変化を一つの言葉で表しています。史料に残る利家本人の言葉ではありません。
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槍の又左
「又左」はだれのこと?
利家の通称「又左衛門」を短くした呼び方です。若いころ槍を持って戦った人物像と結びつき、「槍の又左」として知られるようになりました。これは正式な役職名ではありません。
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親友か恩人か
秀吉とは親友だったの?
利家と秀吉が、信長に仕えた若いころから長く関わったことは確かです。ただし、今の意味での「親友」だったかは史料だけでは決められません。秀吉の死後、利家は五大老として幼い秀頼を支える立場にあり、家康と並ぶ有力者でした。
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参考資料
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